2025.10.02
コラム
コア・カイロプラクティック錦糸町です!🍀
肩こりはもはや現代病の代表格ですよね…特にデスクワークの方が多くいらっしゃる傾向にあります。
筋肉では、特に僧帽筋(そうぼうきん)と呼ばれる筋肉が、首から背中の上部にかけて広がる大きな筋肉で、肩甲骨を動かしたり、頭を支えたりする重要な役割を担っていますが、
日常生活の中で最も酷使される筋肉の一つであり、肩こりの主な原因となる場所です。
デスクワークやスマートフォン操作などで前かがみの姿勢が続くと、頭の重さ(約5〜6kg)を支えるために僧帽筋が常に働き続けます。
このような持続的な筋緊張が起こると、筋肉内の血管が圧迫されて血流が悪くなり、酸素が行き届かなくなります。その結果、乳酸などの疲労物質がたまり、筋肉の張りや重だるさが生じ、「肩こり」を感じるようになります。
【赤筋と白筋の違い】
筋肉には「赤筋(遅筋)」と「白筋(速筋)」という2種類の筋線維があります。
赤筋は毛細血管が豊富で、酸素を使いながらゆっくりとエネルギーを生み出すため、長時間姿勢を支えるのに適しています。
一方、白筋は瞬間的に大きな力を出すための筋肉で、短距離走や力仕事など瞬発的な動きに関与します。
赤筋は持久力がありますが、血流が悪くなると酸素が不足し、すぐに疲労してしまう特徴があります。
つまり、「動かさないまま力を入れ続ける姿勢」では、赤筋が酸欠状態に陥りやすく、肩こりにつながりやすいのです。
僧帽筋における赤筋と白筋の働き
僧帽筋は「上部・中部・下部」の3つに分かれており、それぞれに赤筋と白筋の比率が異なります。
上部僧帽筋は赤筋が多く、首や頭を支えながら姿勢を保つ役割を持ちます。
中部〜下部僧帽筋は白筋の割合が高く、肩甲骨を動かす際に使われます。
しかし、現代人の多くはデスクワークやスマホ操作によって前傾姿勢が続くため、上部僧帽筋ばかりが緊張し、下部僧帽筋や肩甲骨周りの白筋が使われにくくなっています。
この筋肉バランスの崩れが、慢性的な肩こりを引き起こす原因の一つです。
【赤筋の疲労と脳疲労の関係】
肩こりがひどい人の多くは、肉体的な筋疲労だけでなく「脳の疲労」も関係しています。
赤筋は姿勢維持のために常に神経から指令を受けていますが、ストレスや長時間の集中によって交感神経が優位になると、筋肉の緊張が強まり血流が悪化します。
このような「脳疲労型肩こり」では、単なるマッサージでは改善が難しく、自律神経のバランスを整える必要があります。
僧帽筋は、姿勢を支える「赤筋」と肩を動かす「白筋」の両方を持つ重要な筋肉です。
赤筋の酸欠状態や白筋の機能低下が続くと、慢性的な肩こりが起こります。
正しい姿勢、深い呼吸、そして全身の筋肉バランスを整えることが、肩こり解消への近道です。
コア・カイロプラクティック錦糸町では、姿勢・神経・筋肉の3方向から原因を分析し、僧帽筋の赤筋・白筋バランスを整える施術を行っています。
「マッサージしても戻る肩こり」や「デスクワークで常に重い首肩」にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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