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肩こりの悪化に伴う頭痛と右腕の痺れ(34才 女性)

2018.06.14

症状別事例

【主な症状】

  1. 肩こりに伴う頭痛
  2. 右腕全体の痺れ(脇~小指側)
  3. ストレートネック

【問診】

学生の頃から肩こりに悩まされています。仕事を始めてからは徐々に肩こりが悪化しつつあり、酷 いと頭痛と吐き気がします。1週間ほど前からは肩こりが酷くなると頭痛の他に、右腕全体が痺れて いることがあります。
整形外科を受診したところ、ストレートネックと診断され、湿布と痛み止め、ビタミンB12を処方 されました。また、レントゲン検査では、頚椎の4~5番の間の椎間板が若干潰れているとも言われ ました。
マッサージにも週に1度通ってますが、あまり状態が変わりません。

【治療と経過】

初回の施術では、検査の結果から右腕のしびれは小胸筋症候群(胸郭出口症候群の1つ)と判断し 、大小胸筋、斜角筋、上肢全体の筋肉の緩和操作と上部胸椎、頚椎の矯正を行いました。
また、肩甲骨周辺の筋肉の緊張が酷かったので、肩甲骨の体操を指導しました。
2回目の施術は1週間後に行いました。頭痛や吐き気はほぼ改善されたようですが、小指~肘周辺 の痺れがまだ気になるとのことでした。大胸筋、小胸筋、斜角筋の緊張が他の部位に比べて、かなり 強かったので重点的に緩和操作を行い、背骨全体の矯正をしました。
しびれは意識すると若干気になる程度まで改善し、肩も楽になったとのことでした。
現在は2週間に1度メンテナンスを受けに来て頂いているのと、筋力アップのためにトレーニング も行って頂いています。

【カイロプラクターからのコメント】

この方はストレートネックと胸郭出口症候群の併発が症状の原因だったと考えられます。
ストレートネックになっていると首周囲の筋肉は硬く緊張してしまいます。それは胴体の上に首が 乗っていない状態になってしまうと、それを支えるために筋肉が頑張りすぎてしまうからです。この 状態が続けば血行も悪くなりますし、硬くなった筋肉が周囲の神経や血管を圧迫する可能性もありま す。
この硬くなった首の筋肉によって痺れを出すのものも胸郭出口症候群です。こちらは斜角筋症候群 と呼ばれるものです。
ですが、今回は小胸筋症候群なので首では無く、胸の筋肉が原因となるものだったと考えられます。
理由はこの女性は普段から下着を着けていないからです。女性の胸は胸筋の上にありますが、胸自体 は筋肉ではありません。支えていなければ重さは肩や首の筋肉に掛かってきますし、そのせいで猫背 も酷くなりやすいです。猫背になっていると胸筋は余計に緊張しますし、腕の筋肉の負担も上がって きます。
この方はその状態を長年続けていたために胸筋や腕の筋肉が神経や血管を圧迫してしまい、今回の 症状に繋がったと推測出来ます。

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